CASE STUDY

長浜市産業観光部商工振興課様/株式会社EBILAB様

長浜市中心市街地でのAIカメラを用いた来街者調査に技術協力



2022年3月24日(木)~3月31日(木)の期間、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎、以下トリプルアイズ)は、株式会社EBILAB(三重県伊勢市、代表取締役社長:小田島春樹、以下EBILAB)の委託を受け、長浜市の中心市街地におけるAIカメラを用いた来街者調査に技術協力いたしました。





■AIZE ResearchとTOUCH POINT BIのコラボレーションでマーケティング戦略の立案に役立てる

今回の来街者調査は、EBILABが長浜市産業観光部商工振興課から委託を受けたもので、長浜市の中心市街地エリア全体のマーケティングに役立てることを目的としたものです。長浜市の中心市街地に所在する観光エリア「黒壁スクエア」内の2箇所にAIカメラを設置し、来街者の属性やカウント数を計測・分析しました。

「黒壁スクエア」内の2箇所に設置されたカメラから取得した画像データは、トリプルアイズのクラウドシステム「AIZE Research」に送られ、男女比や年齢といった通行者の属性を分析した後、EBILABが開発したBI(ビジネスインテリジェンス)ツール「TOUCH POINT BI」で更なる分析を加えるという流れです。

■データを可視化するクラウドシステムの仕組み

AIZEは顔認証技術で来訪者の属性を「見える化」するクラウドシステムです。カメラで取得した画像データから、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が男女比率や年齢など人の属性を分析します。

この分析データをもとに、EBILABの「TOUCH POINT BI」によって、その特徴をわかりやすく表現します。天候データや曜日データとかけあわせることで、天気による特徴の違いを把握したり、曜日ごとで比較したりすることができます。人の手がかからず自動で分析することができ、マーケティング施策を実行することが可能です。

※カメラで撮影した映像はIoTカメラ内でAIによりデータ処理され、その結果のみがデータとして管理者に送信されます。来場者の肖像を侵害したり、個人情報を取得するものではありません。

株式会社EBILAB 「スマートシティ」ホームページ:https://ebilab.jp/service/smartcity/

AIZEホームページ:https://aize.jp/



■画像認識プラットフォーム「AIZE」とは

画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。