CASE STUDY

株式会社ヤマダデンキ様

国内初のコンシューマー向け顔認証決済サービスを全国展開


日本で初めてユーザー向け顔認証決済を導入したヤマダデンキ。「ヤマダPay」は、お客様が事前に顔画像を登録することで、来店時に現金もスマホもクレジットカードも持たずにお買物ができる決済サービスです。この顔認証部分に使われたのが、トリプルアイズの画像認識プラットフォーム・AIZEです。
競合も集うコンペティションで顔認証精度の高さが認められ、2019年秋よりヤマダデンキ本社の社員食堂でPoC(実証実験)がスタート。
社員は顔認証決済で社食を購入する実験が行われました。約半年間の実証実験を経て、2020年2月28日に実店舗へ本導入されました。
2021年現在では、700店舗を超える全店舗に導入されており、時代を先駆けた決済方法として注目を浴びています。



顔認証決済の普及が一気に加速
――トリプルアイズがヤマダデンキと「ヤマダPay顔認証決済」のサービス拡大


2022年6月20日(月)、株式会社トリプルアイズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:山田 雄一郎、以下トリプルアイズ)は、株式会社ヤマダホールディングス ( 本社:群馬県高崎市、代表取締役会長兼社長CEO:山田 昇)および株式会社ヤマダデンキ(本社:群馬県高崎市、代表取締役社長:上野 善紀、以下、ヤマダデンキ)と共同で開発した顔認証決済アプリ「ヤマダPay顔認証決済」のサービス提供を拡大いたしました。



■顔認証決済で実証された高い信頼性

「ヤマダPay顔認証決済」とは、お客様が顔登録用アプリを利用し、ご自身の顔画像を事前登録後に、ヤマダデンキの店舗で会計時に顔認証をすることで、財布もカードも持たずに手ぶらでお買物ができる決済サービスです。顔認証AIにはトリプルアイズ独自開発による画像認識プラットフォーム・AIZE(アイズ)が採用されています。

ヤマダデンキの顔決済サービスは2020年2月28日にスタートし、ヤマダLABIカード会員限定で提供されてきました。これまでに日本全国のヤマダデンキ約700店舗で採用され、すでに2年3カ月が経過していますが、一度も誤認証を記録することなく、高い信頼性が認められています。このたび、顔認証決済のいっそうの普及を目指し、ヤマダNEOBANK口座を開設したお客様も顔認証決済が可能となりました。

ヤマダNEOBANK口座での顔認証決済サービスの提供は、2022年6月20日(月)からスタートし、先行リリースの対象店舗は1都3県のLABI 13店舗となり、全店展開は2022年7月上旬を予定しています。

■画像認識プラットフォーム・AIZEとは

画像認識プラットフォーム・AIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。世界最大級の512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できます。マスク着用時にも98%以上の確率で本人認証をする精度を誇ります。年齢・性別・感情さえも認識できるAIエンジンを備え、その可能性は多岐にわたります。