CASE STUDY

株式会社マルシメ様

地域密着型スーパーが顧客分析に画像認識AIを活用



■秋田県横手市で地域のハブとなるスーパーマーケットを展開


株式会社マルシメは昭和36年に創立され、今年で60年目を迎える地域密着型企業です。

マルシメが展開する「スーパーモールラッキー」では、生鮮食品、お惣菜、地元の生産者による野菜販売、日用品、DIY用品、家電、衣類、おもちゃ、書籍、など衣食住をトータルカバーする充実した品揃えが魅力です。



スーパーモールラッキー外観



■コロナ禍で終わらない! 次の時代を見据えAI顔認証でDXを推進


コロナ禍において、マルシメではスーパーマーケットとしてできるDXを探ってきました。

そこで出会ったのが画像認識プラットフォーム・AIZEです。単機能の検温機や消毒液を入口に設置するスーパーマーケットが多い中、マルシメはポスト・コロナを見据えて検温と同時に顔認証が可能なAIZE Research+の導入・活用に踏み切りました。

従来、POSレジや肌感覚に頼ってきた顧客分析や防犯にAIを導入することで、顧客満足度と従業員満足度の向上、さらに店舗運営の効率化に寄与することを期待しての設置となりました。

■検温だけじゃない。顔画像から精緻なマーケティングが可能に


スーパーモールラッキーの5つの出入口にタレット型AIサーマルカメラとモニターが設置されました。

来店したお客様自身がカメラをのぞき込むことで、顔画像と検温結果が即座にモニターへ表示されます。お客様はリアルタイムの体温を確認して入店することができ、店舗としても無人で運用できるため、双方にとって負担が少なく安心できるシステムです。

また検温と同時に顔認証が行われます。AIZE Research+は、収集されたデータを分析することで、曜日・時間帯別の来店人数や属性、リピート分析が可視化され、これまでPOSレジだけでは取得できなかったリアルな来店データが取得されると同時に、防犯対策としても役立てることができます。



入口に設置されたタレット型AIサーマルカメラとモニター



■画像認識プラットフォーム・AIZEとは

画像認識プラットフォーム・AIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。世界最大級の512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できます。年齢・性別・感情さえも認識できるAIエンジンを備え、その可能性は多岐にわたります。

AIZE:https://aize.jp/





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