CASE STUDY

醤油醸造業を祖業とし、現在は主に加工食品の開発・製造・販売などを行っている総合食品メーカーのヤマモリ株式会社(三重県桑名市)に話を伺いました。明治22年の創業以来、130余年の歴史があり、現在の全従業員数は763 名にのぼるヤマモリ様の事業所 3 拠点に、AIZE Biz+(アイズビズプラス)を設置いただいています。今回は、老舗企業での AI 顔認証の活用法についてご紹介します。

(取材:2022.9.2 オンラインにて)

 

 

■1889 年の創業以来、変革への挑戦を続ける加工食品におけるリーディングカンパニー

ヤマモリ株式会社(三重県桑名市)は、醤油醸造業を柱に、調味料、レトルト食品をはじめとする多様な食品の企画開発および製造、本格タイ料理のレストラン運営などを行っている総合食品メーカーです。ヤマモリは、1889年の創業以降、変革への挑戦を続け、現在の従業員数は763名、日本各地に工場と支店・営業所を持ち、海外でも加工食品・醤油製造とトレーディング事業の拠点を持つ、加工食品分野で日本を牽引するリーディングカンパニーです。

 

 

 

■顔認証AIが入退出管理と検温管理を実現

トリプルアイズのパートナー企業様として、ヤマモリの関連会社でもあるY&K VENTURE PARTNERS株式会社(三重県桑名市)があります。こちらで AIZE 製品を取り扱うにあたり、まずはヤマモリの事業所で活用し顔認証AI製品の特長を知ることから始まった事業所へのAIZE導入。現在では、従業員の出退勤時や来社されるお客様の感染症対策として、なくてはならない存在となっています。

ヤマモリ株式会社の事業所である東日本支社 (東京都港区) に1台、西日本支社 ( 兵庫県西宮市 ) に2台、関連会社に 1 台、AIZE Biz+(アイズビズプラス)を合計4台設置いただいています。AIZE Biz+は事業所の出入り口に設置され、各20~30名の従業員と一般のお客様、お得意先の企業の方々も利用しています。

本人が検温機の前に立つと、AIが顔認証をし、同時に非接触で自動検温がなされます。またこの本人認証と検温の記録がクラウド上にログとして残る仕組みです。クラウド上に顔画像とともに検温記録を残せるAIZE Biz+を導入することにより、従業員の手間を省き、感染対策としての記録を残せるようになりました。

 

 

 

■AIを活用した今後の飲食業DXの展望

ヤマモリが運営しているレストラン サイアムガーデンでは、AIZEで蓄積された顧客データの属性や、来店顧客の傾向を分析することにより、よりスムーズなキッチンのオペレーションや新しいメニュー開発などにつなげていきたいとのこと。また現在紙で運用しているポイントカードについても、顔認証でクラウドにログを残す「顔ポイント」運用に移行することも考えているそうです。

今回ご紹介している感染症対策としての入退出管理としてはもちろんのこと、他のシステムとも連携できるAIZEをひとつのツールとして活用し、総合食品メーカーとして飲食店DXを推進していきたい、とカンパニー統括部の奥野佑樹さんは語っていらっしゃいました。

 

 

 

 

 

ヤマモリが展開しているレストラン事業での AIZE の活用事例はこちら

ヤマモリが展開している醤油のスーベニアショップでの AIZE の活用事例はこちら

ヤマモリ株式会社ホームページ:https://www.yamamori.co.jp/

AIZE ホームページ:https://aize.jp/