CASE STUDY

株式会社とやま食販様

アルコール検知義務化を機に勤怠周りをデジタル化





株式会社とやま食販は、富山市内において昭和26年に創業、以来70年以上続く米卸業である。富山県内外のお客様へ富山の美味しいお米をアピールし、玄米・精米・無洗米等を取引・販売している。従来のスーパーストアや飲食店に加え、最近ではネット通販の取り扱いもスタートした。

白ナンバー事業者のアルコール検知義務化を機に、アルコール検知AIクラウドシステム「AIZE Breath」導入を決めた代表取締役・片山誠氏に、導入のきっかけや選択の理由、使ってみた感想をお聞きした。



■AIZE Breath導入の経緯


当社はお米の卸売業なので、配達等で7台ほど車を使っています。道路交通法改正により、2022年4月からのアルコール検知義務化の対象事業所となります。4月1日からは目視でのアルコールチェックを行なっていましたが、10月1日から始まる検知器によるアルコールチェック義務化に備え、いち早くAIZE Breathを導入しました。



■業務をアナログからデジタルへ


これまでは従業員は出社すると、アルコールで手指を消毒して、体温計で検温して、タイムカードを押して、体温を記入して、安全管理者がアルコールチェックを目視で確認するという流れでした。

すべて紙に記入してそれを保管するという完全アナログな世界でした。記入漏れであったり、誤記や取り違えなどの不備もありましたし、過去の記録を取り出すのは非常に時間がかかっていました。

今回のアルコール検知器義務化によって、また一つ工程が増えることになります。これ以上、従業員や管理者の業務を増やしたくないという思いがあり、思い切って全ての流れをデジタル化することに決めました。



■AIZE Breathに決めたの3つの理由


数あるアルコール検知器の中からAIZE Breathに決めたのは、3つの理由があります。

1つ目は、アルコールチェックまでの一連の流れがスムーズで、従業員がまごつくことがないことです。非常にオートマチックだと感じました。毎日のことですからストレスなくできることが重要です。

2つ目が、出退勤時刻、体温、アルコール検出値が一括でクラウド上にデータ保存されることです。これまでの細かい記入作業や煩雑な集計作業から解放されるので従業員は大歓迎でした。顔画像に紐づいているので、取り違えも起こりません。管理画面が見やすいのも嬉しいですね。他の多くの検知器は紙や感熱紙での出力やメモリ保存しかできなくて、それでは後々手がかかるので省力化につながりません。

3つ目が、検知器のセンサー寿命が70,000回と業界最大であったことです。1年単位で考えるとコスト優位性が感じられました。





■実際にAIZE Breathを導入してみて


今回AIZE Breathを導入してみて感じたのは、IDカードやタイムカードが不要であることの圧倒的な解放感ですね。これは実際に体験してみるとわかるのですが、自分の顔さえあればあとは何もいらないというのは、本当に便利だと思いますし、この快適さを味わってしまうともう元には戻れないと思います。

あとはクラウド上に記録されたデータを出勤簿に反映させることができるので、総務や管理者の負担が激減したことです。今までどれだけ余計な仕事をしていたのかと愕然とするほどです。AIというと、何かハードルが高くて縁のないもののように思っていましたが、身近なところで業務の効率化につながるのを実感して、早く導入してよかったと思います。



とやま食販様の導入事例動画はコチラ





参考になる記事「顔認証システムを自動検温機で比べてみる」