CASE STUDY

霧島ファクトリーガーデン様

「焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン」にAIカメラを導入。来訪者データ分析の精度向上へ


2022年7月21日(木)、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎)と株式会社EBILAB(三重県伊勢市、代表取締役社長:小田島春樹氏)は画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)を用いたデータ可視化システムを、焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン(以下、「霧島ファクトリーガーデン」)に共同で設置したことをお知らせいたします。


焼酎の里 霧島ファクトリーガーデン「霧の蔵ブルワリー」入口



■焼酎文化の発信基地に来店者分析のためのAIカメラを設置


霧島ファクトリーガーデンは、霧島酒造株式会社(宮崎県都城市、代表取締役社長:江夏順行氏)が運営する、産業・文化・ふれあいの施設が融合したガーデンパーク。クラフトビール醸造施設とレストラン、ショップが一体となった「霧の蔵ブルワリー」、焼酎モロミを利用したパンを製造・販売している「霧の蔵ベーカリー」、霧島山や霧島裂罅水についての学術的な情報を発信する「霧の蔵ミュージアム」など、さまざまな施設を展開しています。

焼酎の里 霧島ファクトリーガーデンホームページ:https://www.kirishima-fg.jp/

今回、霧島ファクトリーガーデンではAIによるマーケティングを可能にするAIZE Research(アイズリサーチ)を導入。「霧の蔵ブルワリー」を訪れた来店客のデータをAIカメラが取得し、顧客属性を可視化することで品揃えや陳列などのマーケティングに役立てます。



ブルワリー入り口に向いたカメラで来店者の属性を把握



■データを可視化するクラウドシステムの仕組み


AIZEは顔認証技術で来訪者の属性を「見える化」するクラウドシステムです。店内に設置されたカメラで取得した画像データから、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が男女比率や年齢など人の属性を分析します(個人を特定できるようなデータは保持いたしません)。

この分析データをもとに、EBILABの「TOUCH POINT BI」によって、来店者の特徴をわかりやすく表現します。天候データや曜日データとかけあわせることで、天気による特徴の違いを把握したり、曜日ごとで比較したりすることができます。人の手がかからず自動で分析することができ、マーケティング施策を実行することが可能です。

株式会社EBILAB 「スマートシティ」ホームページ:https://ebilab.jp/service/smartcity/

AIZEホームページ:https://aize.jp/



■画像認識プラットフォーム「AIZE」とは


画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。



参考になる記事「画像認識とは?仕組みやAI(人工知能)による画像処理、最新の活用事例を解説」