沖縄・ネオパークオキナワ、AIZE Researchを導入。マーケティングデータの精度を向上

2021年10月5日(火)、株式会社トリプルアイズ(東京都千代田区、代表取締役:山田雄一郎)と株式会社EBILAB(三重県伊勢市、代表取締役社長:小田島春樹)、ザ・ブラシアントエンタープライズ株式会社(東京都中央区、CEO:高本俊輔)は画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)を用いたデータ可視化システムを、ネオパークオキナワに共同で設置したことをお知らせいたします。

ネオパークオキナワは沖縄県名護市に位置する1987年に開園した動植物園テーマパークです。東京ドーム約5個分という広大な敷地の中で、アマゾン、アフリカ、オセアニアといった世界の熱帯地域の環境を再現しているのが特徴です。地域による生物相の違いや植生景観、種類の特殊性を楽しみながら理解できるような工夫を凝らしています。コンセプトに「人と動植物の共存」を掲げ、生き生きとした動物たちの自然行動を間近で楽しむことができる設計が人気を博す、観光客だけでなく沖縄県民にも人気の高いスポットです。
 
ネオパークオキナワ ホームページ:https://www.neopark.co.jp/
 
今回ネオパークオキナワではAIによるマーケティングを可能にするAIZE Research(アイズリサーチ)を導入。土産店に訪れた来店客の顔データを3台のAIカメラが取得し、顧客属性を可視化することで品揃えや陳列などのマーケティングに役立てます。

AIZE Researchは顔認証技術で来店客の属性を「見える化」するクラウドシステムです。店内に設置されたカメラで取得した顔画像データを、クラウド上にある画像認識AI「AIZE」が解析し、来場者数や滞在時間をカウントするとともに男女比率や年齢など来客者の属性を分析します。この分析データをもとにEBILABの「来客予測AI」が未来の来客数や売り上げを精緻に予測するというシステムです。
従来POSレジで取得していたデータは購入者のデータ取得はできるものの、未購入者や同伴者のデータ取得が難しいという課題がありました。AIZE Researchは防犯カメラ型で店内を網羅的に撮影しておりリアルな来店分析が可能となったことで、EBILABの「来客予測AI」の精度がより高まることが期待されています。
 
株式会社EBILAB 「来客予測AI」ホームページ:https://ebilab.jp/service/forecast/
AIZEホームページ:https://aize.jp/

画像認識プラットフォームAIZEは、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究から生まれた、ディープラーニングによる画像認識システムです。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析します。世界最大級の512次元の特徴量を顔画像から検出、個別認識できます。年齢・性別・感情さえも認識できるAIエンジンを備え、その可能性は多岐にわたります。